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平成二十二年六月一日提出
質問第五二五号

鳩山由紀夫内閣における外務省によるワインの購入等に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




鳩山由紀夫内閣における外務省によるワインの購入等に関する質問主意書


 昨年十一月十三日に閣議決定された政府答弁書(内閣衆質一七三第四五号。以下、「政府答弁書」という。)を踏まえ、質問する。

一 昨年四月二十一日に閣議決定された政府答弁書(内閣衆質一七一第三〇五号)では、外務省が平成十八年度、十九年度、二十年度に購入したワインの本数は、それぞれ六百三十六本、七百八本、四百五十四本であり、その時点において、同省の飯倉別館のワイン貯蔵庫に約七千本のワインが保存されていることが明らかにされている。平成二十一年度と二十二年度(現時点)において、外務省はワインを何本購入しているか、年度毎の銘柄別購入本数と一本当たりの購入単価、更には購入本数の根拠も併せて明らかにされたい。
二 平成十八年から二十年の三年間に渡る、年間を通じての諸外国の元首による本邦訪問の件数並びに、右の訪問の際に使われた外務省のワインの本数につき、「政府答弁書」では、「平成十八年から平成二十年までの各年における諸外国の元首による本邦訪問の件数は、それぞれ二十一件、二十四件、五十五件である。なお、当該訪問において外務省の施設にて会食等を実施した件数は九件であり、その際に使用された外務省のワインは約百本である。」との答弁がなされている。平成二十一年と二十二年(現時点)において、諸外国の元首による本邦訪問の件数並びに、右の訪問の際に使われた同省のワインの本数を明らかにされたい。
三 「政府答弁書」では「年間を通じての諸外国要人の本邦訪問は多岐にわたり、具体的な滞在日程等が来日直前まで確定しない場合も多いため、常に対応できるように一定の質及び量のワインを保存することが必要である等の事情がある。他方、政府資産のスリム化の観点から、既存の在庫を優先的に使用することにより保管本数を減少させることとしてまいりたい。」との答弁がなされている。現時点において、外務省は何本のワインを保管しているのか明らかにされたい。
四 外務省が保管しているワインが、公務のためではなく、本来の趣旨から外れ、同省職員等の私的な会合等に使われていた事例が過去にあったと承知する。岡田克也外務大臣として、右の様な事例を承知しているか。
五 鳩山由紀夫内閣発足後、外務省が保管しているワインが、公務のためではなく、本来の趣旨から外れ、同省職員等の私的な会合等に使われた事例はあるか。
六 「政府答弁書」には「外務省が保管しているワインに関しては、新内閣の下でこれまでの経緯等を確認したところである。ワインの使途等に関する国民への情報提供については、外交儀礼上の配慮等も踏まえ、適切に対処してまいりたい。」とあるが、鳩山内閣として、外務省が保管しているワインにつき、具体的にどの様な方法で国民への情報提供を行っていく考えでいるのか説明されたい。

 右質問する。



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