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平成二十二年六月十四日提出質問第五八七号
鳩山由紀夫内閣における外務省によるワインの購入等に関する再質問主意書
提出者 鈴木宗男
鳩山由紀夫内閣における外務省によるワインの購入等に関する再質問主意書
「前回答弁書」(内閣衆質一七四第五二五号)を踏まえ、再質問する。
二 「前回答弁書」には「飯倉別館用のワインを購入していない。」とあるが、右は外務省として、他に用いるワインは購入しているということか。購入しているのなら、どこの場所にどれだけのワインを購入しているのか、そして同省全体として保管しているワインは合計何本になるのか、全て明らかにされたい。
三 過去の答弁書では、外務省が平成十八年度、十九年度、二十年度に購入したワインの本数は、それぞれ六百三十六本、七百八本、四百五十四本であり、その時点において、同省の飯倉別館のワイン貯蔵庫に約七千本のワインが保存されていることが明らかにされている。また過去の答弁書において、平成十三年度から十七年度にかけて、二千三百六十六本ものワインが購入されていることも明らかになっている。平成十三年度から見る限りでは、同省として毎年ワインを購入しているのにも関わらず、平成二十一年度と二十二年度(六月七日の時点)において購入していないのはなぜか。その理由を説明されたい。
四 平成十三年度から見る限りで、外務省として毎年ワインを購入しているのにも関わらず、平成二十一年度と二十二年度(六月七日の時点)において購入していない。右は、同省として、必ずしも必要性が高くないのにも関わらず、惰性でワインの購入を毎年続けてきた、つまり、行政のスリム化等、国民の税金を節約するという感覚が同省において希薄であったことを示していると考えるが、菅直人内閣総理大臣、岡田克也外務大臣の見解如何。
五 自民・公明政権時には、外務省が保管しているワインの物品管理簿は電子化されていなかった。物品管理簿をエクセル等のソフトを用いて電子化すれば、簡単に検索をかけることができ、ワインの管理がより容易になると考える。また、IT全盛の現代において、電子化をしていないことの方がそもそも同省としての職務怠慢に当たると考える。菅直人内閣において、同省が保管しているワインの物品管理簿を電子化する考えはあるか。
六 外務省として、今後今年度内においてワインを購入する考えはあるか。あるのなら、どの様な必要性に基づいて、どの銘柄の、単価何円のものを何本購入する考えでいるのか説明されたい。
七 「前回答弁書」では、現在外務省として約六千本のワインを保管していることが明らかにされているが、今後同省として、同省が保管するワインの本数をどの程度の水準に保つ考えでいるのか説明されたい。
右質問する。