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平成二十二年十月十二日提出質問第四七号
アジア欧州会議首脳会議における日中首脳会談に関する質問主意書
提出者 小野寺五典
アジア欧州会議首脳会議における日中首脳会談に関する質問主意書
平成二十二年十月五日、アジア欧州会議首脳会議のワーキング・ディナー終了後、立ち話という形式で日中首脳会談が行われた。会談の内容について、外務省が平成二十二年十月五日に発表した資料には、「一、双方は尖閣諸島をめぐる問題につき互いの立場を述べ合うとともに、日中関係の現在は望ましいものではなく、戦略的互恵関係を推進していくことを確認した。二、また、双方は、ハイレベル及び民間レベルの交流を推進していくことで一致した。」とのみ記載されているだけにも係わらず、マスコミ等は会談内容について、より詳細に報道している。今般の会談は悪化している日中関係の改善に向けて、重要な意味を持つものであり、政府にはその内容について正確かつ詳細に国民に説明する責任があると考える。
従って、次の事項について質問する。
二 議事録が作成されている場合、政府には公表する考えはあるかを明らかにした上で、国民への説明責任についての見解を示されたい。
右質問する。