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平成二十二年十月十九日提出
質問第七一号

自動体外式除細動器(AED)の普及啓発に関する質問主意書

提出者  木村太郎




自動体外式除細動器(AED)の普及啓発に関する質問主意書


 時間を争う救急蘇生の現場に居合わせた非医療従事者が、安心して、積極的に救命に取り組めることを目的として使用されている自動体外式除細動器(以下AEDという)は、これまで傷病者の安全確保に大いに貢献し、特に少子・高齢化が進展する中、我が国の安全安心の確保に努め、救命率の向上を図っていくことが国民的課題となっているところである。今後も更なる効果的な知識や技能の習得をするための講習を実施し、国民の理解の促進と広く社会に普及させ、またアクセス向上のために、国、地方公共団体、関連団体、学会等が一体となって取り組まなければならないと考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 これまでの国内における非医療従事者によるAEDを使用した病院前救護の活動状況はどのようになっているのか、都道府県別、蘇生者・死亡者数まで具体的に示されたい。
二 不特定多数が利用する施設等において、AEDが設置されている場合、配備されていること及び使用方法を明示している数はどのようになっているのか、都道府県別で具体的に示されたい。
三 二に関連し、AEDの存在を明示するマーク・標識の開発状況は、直近ではどのようになっているのか。
四 三に関連し、国民のアクセス向上に資するため、AEDの存在を地図、公共の案内板及び携帯端末のマップ、ナビなどに明示する仕組みを提言したい。つまり、AEDマップを策定すべきと考えるが、菅内閣の見解如何。
五 AED使用による救命率向上に向けて、国は関係団体等と連携し、今後どのような対策を講じていくのか。またその対策は、平成二十三年度予算概算要求の中では、どのように反映されているのか。
六 AED使用による救命率は、一〇〇%を目指すべきと考えるが、国としては救命率の目標をどのように定めているのか。

 右質問する。



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