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平成二十三年二月七日提出
質問第五一号

北方領土問題解決に向けた前内閣総理大臣の発言に対する政府の見解等に関する質問主意書

提出者  浅野貴博




北方領土問題解決に向けた前内閣総理大臣の発言に対する政府の見解等に関する質問主意書


 本年二月五日、北海道根室市を訪問した鳩山由紀夫前内閣総理大臣は、講演の中で「四島を同時に返せというアプローチであれば、今のような現実の中で未来永劫平行線のままだ」、「二島にプラスアルファという考え方で、プラスアルファの解釈に知恵が必要だ」との発言(以下、「鳩山発言」という。)をしている。右を踏まえ、質問する。

一 「鳩山発言」に対する政府の見解如何。
二 本年二月七日の衆議院予算委員会において、前原誠司外務大臣は「鳩山発言」に関し、「元首相が日本(政府)と異なる考え方をおっしゃるのは控えていただきたい」との旨、述べていると承知する。では、「鳩山発言」のどこがどう、北方領土問題に対する政府の公式見解と異なるのか、詳細に説明されたい。
三 本年二月七日、東京都千代田区において、北方領土返還要求全国大会が開催された。その中で、主催者の実行委員長や司会者から、「北方四島の一括返還」と、「一括返還」という言葉が何度か使われていたと承知するが、政府として右を確認しているか。
四 北方領土に関して使われる、いわゆる「四島一括返還」の定義に対する政府の見解如何。
五 北方領土に関して使われる、いわゆる「二島先行返還」の定義に対する政府の見解如何。
六 四と五のいわゆる「四島一括返還」、「二島先行返還」は、北方領土問題に係る政府の公式見解に合致するか。合致しないのなら、どの点が合致しないのか、それぞれ詳細に説明されたい。
七 菅直人内閣発足後、それ以前の鳩山由紀夫内閣と比較し、北方領土問題に対する政府の公式見解並びにロシアとの北方領土交渉に臨む方針に何らかの変更が生じたという事実はあるか。

 右質問する。



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