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平成二十三年二月十日提出質問第六二号
二月二十二日の「竹島の日」に対する菅直人内閣の関与、協力に関する質問主意書
提出者 浅野貴博
二月二十二日の「竹島の日」に対する菅直人内閣の関与、協力に関する質問主意書
一 二〇〇五年三月十六日、島根県として二月二十二日を「竹島の日」とする条例が制定された。過去の答弁書で明らかにされている様に、前自民・公明政権は右について「政府として、地方公共団体が行った個別具体の施策について見解を述べることは差し控えたい。」と、極めて冷淡な見解を有していた。菅直人内閣として、島根県が二月二十二日を「竹島の日」とする条例を制定したことについてどの様な見解を有しているか説明されたい。
二 毎年二月二十二日、島根県主催の「竹島の日」を記念する式典(以下、「式典」という。)が行われていると承知するが、菅内閣は本年の「式典」の案内、招待を受けているか。受けているのなら、招待を受けている者の官職氏名を全て明らかにされたい。
三 過去の答弁書で明らかにされている様に、前自民・公明政権は、「式典」の招待を受けていながら、「諸般の事情」という不可解な理由で欠席し、代理の者を出席させることもせず、何ら誠意ある対応をとってこなかった。鳩山由紀夫前内閣においても、招待を受けた本人が出席することも代理の者を出席させることもなされなかった。二で、菅内閣として、本年の「式典」の招待を受けているのなら、招待に対してどの様な対応をとる考えでいるのか、またなぜその様な対応をとるのか、その理由も併せて説明されたい。
四 過去の答弁書で明らかにされている様に、前自民・公明政権は、「式典」にメッセージや祝電等を送ることすらしていなかった。鳩山前内閣においても、メッセージや祝電等を送ることもなされなかった。菅内閣として、「式典」にメッセージや祝電等を送る考えはあるか、仮にないのならば、どのような理由により送ることをしないのか、その理由も併せて説明されたい。
右質問する。