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平成二十三年四月二十五日提出
質問第一四六号

米軍基地内で高病原性鳥インフルエンザが確認されたことに関する質問主意書

提出者  木村太郎




米軍基地内で高病原性鳥インフルエンザが確認されたことに関する質問主意書


 全国的に、高病原性鳥インフルエンザが局地的に発見され、引き続き警戒しながら対応していくことが重要である。そのような中で、去る三月十日青森県三沢市の米軍三沢基地内で死んだ野鳥のはやぶさから、高病原性鳥インフルエンザが確認された。米軍基地内での鳥からの確認という事例であり、極めて適切に関係機関が感染防止等に万全を期すことが重要と考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 米軍基地内の野鳥から見つかった今回の事例において、国は今日までどのように対応してきているのか、菅内閣の見解如何。
二 このような事例もありえるとの観点に立って、県をはじめ関係機関側と米軍側との連絡体制を適切に整備するため、国は責任ある対応をしていたのか、菅内閣の見解如何。
三 二に関連し、県をはじめ関係機関から見た場合に、米軍基地は監視外になっており、鳥インフルエンザ発生について情報収集が後手に回っているのではないか。国はどう対応するのか、菅内閣の見解如何。
四 今後、米軍三沢基地に限らず、国内米軍基地内の防疫体制と、米軍との連絡体制強化と感染防止に向けて、国はどのように対応していくのか。また、米軍基地内での立ち入り検査と感染病対策を講じる考えはあるのか、菅内閣の見解如何。

 右質問する。



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