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平成二十三年四月二十八日提出
質問第一五四号

りんごをはじめとする国内産果実の輸出急減に関する質問主意書

提出者  木村太郎




りんごをはじめとする国内産果実の輸出急減に関する質問主意書


 東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所における事故が発生した以降、りんごをはじめとする我が国の果実の輸出が急減している。
 このような状況を打開することは、果樹農家をはじめ関係者にとって極めて重要と考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 福島第一原子力発電所での事故が発生した以降、国内産果実の輸出動向は、最新の状況も含めどのように推移しているのか。その中で、りんごについては、同じくどのように推移しているのか示されたい。
二 一に関連し、最近国内産の果実の輸出先の七〇%は、台湾向けとなっているが、台湾向けに限って見た場合、輸出動向は最新の輸出状況も含めどのように推移しているのか。その中で、りんごについては、同じくどのように推移しているのか示されたい。
三 一〜二に関連し、国内産果実の輸出が急減しているこの状況について、国はその要因をどのように捉え、どのような認識をもっているのか、菅内閣の見解如何。
四 三に関連し、台湾をはじめ、海外の消費国・地域では、福島第一原発からの各果実における生産地域等の距離などが正確に把握されておらず、単に日本を一つの点として捉えられ、正確な情報が伝わっていないのではないのか。
五 輸出果実の急減状況が続けば、国内消費におけるだぶつき感が深刻化し、国内での果実の価格が下落する可能性があるのではないのか。
六 国内産果実の輸出急減対策として、台湾をはじめ海外市場に向け、どのような改善策を講じているのか。また、各果実の果樹農家をはじめ生産地・自治体・関連団体等に随時適切な情報を提供し、そして、連携していくことが大切と考えるが、国はどのように対応しているのか、菅内閣の見解如何。

 右質問する。



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