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平成二十三年七月十一日提出
質問第三一四号

中国企業による東シナ海ガス田「白樺」の一方的な掘削に関する質問主意書

提出者  浅野貴博




中国企業による東シナ海ガス田「白樺」の一方的な掘削に関する質問主意書


 日中両国が共同開発に向けて協議を進めている東シナ海ガス田「白樺(中国側呼称:春暁)」について、同ガス田開発を担う中国側の国有企業「中国海洋石油(CNOOC)」の幹部が本年三月八日、同ガス田は既に生産段階にあり、掘削の事実を認めているとの報道がなされていた。右を踏まえ、以下質問する。

一 東シナ海におけるガス田の日中共同開発に係る日中間の合意(以下、「合意」という。)につき、説明されたい。
二 前文で触れた、CNOOCが「合意」に反して白樺の掘削を行い、既に石油が出ており、生産段階にあるという報道は事実か。政府として、現時点に至るまで、右の詳細を確認し、正確な状況を把握しているか。
三 昨年九月二十五日、中国側が一方的に白樺の開発に踏みきり、掘削を始めた可能性が高いとの認識を、経済産業省が示したとの報道がなされていた。右に関し、中国側が白樺の掘削を始めたというのは事実か。事実なら、政府としてどの様な対抗措置を取っているのかとの質問に対し、過去の答弁書(内閣衆質一七六第六号)では「御指摘の事実は確認されていない。」との答弁がなされているのみであった。右の答弁書を閣議決定して以来、政府としてこれまで、中国側による白樺掘削の事実関係につき、調査を行ってきたか。

 右質問する。



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