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平成二十三年八月十八日提出
質問第四〇五号

北方領土問題に係る日ロ交渉の情勢に対する外務省の認識に関する質問主意書

提出者  浅野貴博




北方領土問題に係る日ロ交渉の情勢に対する外務省の認識に関する質問主意書


一 元外務審議官の丹波實氏が中央公論新社より『わが外交人生』という著書を上梓している。その一六一ページに、「メドベージェフの方法」との見出しの後に、「日ロ交渉でのメドベージェフ大統領は歴代総理との会談でもあたりが柔らかく、領土問題に言及している。〇八年十一月、ペルーのリマで行われた麻生・メドベージェフ会談で語った。『この問題はわれわれの世代で、過去に囚われず、創造的生産的発想で解決しよう』。ところが実際は何も動いていない。二〇一〇年夏ぐらいまで、日本の外務省幹部(複数人)も日ロ交渉は『今がチャンス』『順風が吹いている』と楽観的で、総理官邸にもそのような観測を吹き込んでいたようだ。」との記述があるが、外務省として右を承知しているか。
二 二〇〇八年十一月から二〇一〇年夏ごろまでの日ロによる北方領土交渉はどのような状況にあったか。外務省の認識如何。
三 二〇〇八年十一月から二〇一〇年夏ごろまで、外務省として日ロによる北方領土交渉は今が解決のチャンスであり、解決に向けた順風が吹いているといった認識を有し、右認識を首相官邸に伝えていたという事実はあるか。

 右質問する。



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