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平成二十四年三月二日提出
質問第一一六号

餓死者対策に関する質問主意書

提出者  木村太郎




餓死者対策に関する質問主意書


 厚生労働省の人口動態統計によると、食糧不足によって亡くなった、つまり餓死者数について、近年高い水準が続いている。
 最近でも、さいたま市に於いて、親子三人が餓死し、また立川市に於いては、母親が急死したと見られる中、障がいを持った幼い子どもが餓死した状態で見つかった事例など、誠に残念でならない。
 餓死者を少しでも防ぐため、地方自治体と連携した国としての対策は極めて重要と考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 政府は最近の餓死者が続出している状況を、どのように分析しているのか。年齢別、男女別、都道府県別ではどのようになっているのか。更に、餓死に至ったと思われる要因を、どのように分析しているのか、野田内閣の見解如何。
二 根底には雇用状況の悪化などに伴う貧困問題があると思われるが、国として餓死者の防止に具体的に、どのような対策を講じているのか、野田内閣の見解如何。
三 二に関連し、地域のコミュニティの確保や声掛けなどが大事であり、また民生委員・児童委員の活用なども大事と考えるが、地方自治体とタイアップして餓死者防止については、国が先導して務めるべきと考えるが、野田内閣の見解如何。

 右質問する。



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