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平成二十四年四月二十五日提出
質問第二一三号

政府による対ミャンマーODA再開と邦人殺害事件の真相解明の関連性等に関する質問主意書

提出者  浅野貴博




政府による対ミャンマーODA再開と邦人殺害事件の真相解明の関連性等に関する質問主意書


 二〇〇七年九月、ミャンマーで民主化を求める僧侶や市民のデモをミャンマー軍事政権が鎮圧している中、その現場にいた日本人ジャーナリストの長井健司氏がミャンマー治安部隊に射殺される事件(以下、「長井事件」という。)が発生している。一方で野田佳彦内閣総理大臣は、本年四月二十一日、訪日したミャンマーのテイン・セイン大統領と会談した際、同国における民主化等への取り組みを評価するとして、二十五年ぶりに同国への円借款を再開し、約三〇〇〇億円の債権を段階的に放棄する旨表明している。右を踏まえ、質問する。

一 今回我が国としてミャンマーへの円借款を再開し、債権放棄に応ずるとした理由につき、改めて説明されたい。
二 「長井事件」の真犯人の特定や長井氏が所持していたビデオカメラの返還等、同事件の真相解明は現在どのような進捗状況にあるか。また政府として、右に向けたミャンマー政府の取り組みを現時点でどのように評価しているか。
三 今回我が国がミャンマーへの経済協力を再開することを決める際、二の「長井事件」の真相解明に向けた同国政府の取り組みはどう考慮されたのか説明されたい。
四 政府として、「長井事件」の真相を解明することをあきらめているのか。
五 政府として、「長井事件」の真相解明を今後どのようにミャンマー政府に求めていくのか説明されたい。

 右質問する。



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