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平成二十四年四月二十六日提出
質問第二一七号

政権の原発再稼働を巡る発言に関する質問主意書

提出者  馳  浩




政権の原発再稼働を巡る発言に関する質問主意書


 野田政権の原発再稼働に関する迷走振りが続いている。特に担当閣僚である枝野経済産業大臣の発言が二転三転揺れていることは、原発立地周辺自治体に混乱を及ぼし、地元住民の不信感を募らせている。政府にはしっかりと情報を開示し、丁寧に説明責任を果たしていくことが求められる。従って以下の事項について質問する。

一 原発が全停止した状況が続いた場合、夏の電力ピーク時における電力需要に対し、供給は足りるものと認識しているのか、政府の見解を示されたい。
二 枝野大臣の原発再稼働を巡る発言が二転三転ぶれているが、政府としての原発再稼働に対する統一見解を示されたい。
三 再稼働を判断するプロセスとして、地元の理解を得ることが前提であるが、地元というのはどの範囲まで対象とすることと認識しているのか、見解を示されたい。
四 地元の理解とはどのような意味合いか、同意とは解釈は異なるのか、認識を示されたい。
五 最終的に原発を再稼働するかどうかは誰が判断することとなるのか、政府の見解を示されたい。
六 安全基準を策定する原子力規制庁が発足するまでは原発再稼働の判断は先送りされるのか、見解を示されたい。
七 関西電力の筆頭株主である大阪市の橋下市長は大飯原発3・4号機の再稼働に反対する立場を主張しているが、これが再稼働の判断にどのような影響があるものと認識しているか、見解を示されたい。
八 経済界からは夏の電力ピーク時における電力需給状況がわからないと今後の事業計画が立てられないとの悲鳴にも近い声が上がり、再稼働に対する早期の判断が求められているが、政府の見解は如何。

 右質問する。



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