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平成二十九年一月二十六日提出
質問第三二号

安倍政権のデフレからの脱却に対する認識に関する質問主意書

提出者  逢坂誠二




安倍政権のデフレからの脱却に対する認識に関する質問主意書


 安倍総理は、平成二十八年九月二十六日の所信表明演説で、デフレ脱却に関し、「アベノミクスを一層加速し、デフレからの脱出速度を最大限まで引き上げてまいります」と表明している。
 他方、平成二十九年一月二十日の施政方針演説で、「少子高齢化、デフレからの脱却と新しい成長、厳しさを増す安全保障環境。困難な課題に真正面から立ち向かい、未来を生きる世代のため、新しい国創りに挑戦する。今こそ、未来への責任を果たすべき時であります」と表明しており、この二つの演説には整合性がないと思われ、疑義があるので、以下質問する。

一 デフレからの脱却は、安倍政権の重要政策課題と理解しているが、この認識で良いか。政府の見解を示されたい。
二 平成二十八年九月二十六日の所信表明演説の「デフレからの脱出速度を最大限まで引き上げる」との表明後、政府は具体的にどのような施策を講じたのか示されたい。
三 二の施策を講じた結果、現在、デフレから脱却できたと認識しているのか。政府の見解を示されたい。
四 平成二十九年一月の施政方針演説では、「デフレからの脱却」が「困難な課題」に位置付けられているが、「デフレからの脱出速度を最大限まで引き上げ」てもなお、デフレからは脱却できず、「困難な課題」に位置付けざるを得なかったとの認識で良いか。政府の見解を示されたい。
五 「デフレからの脱出速度を最大限まで引き上げ」てもなお、デフレからは脱却できず、「困難な課題」に位置付けざるを得なかったことは、明らかに政策の誤りであると思われるが、政府の見解を示されたい。
六 平成二十四年十二月の第二次安倍政権発足以降、デフレからの脱却に関し、様々な施策を講じたが、デフレからの脱却は未だ道半ばであり、これら様々な施策の効果が十分ではないと私は認識しているが、このような認識で良いか。政府の見解を示されたい。

 右質問する。



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