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平成二十九年三月十四日提出
質問第一三〇号

東日本大震災追悼式で原発事故に言及しなかった理由に関する質問主意書

提出者  逢坂誠二




東日本大震災追悼式で原発事故に言及しなかった理由に関する質問主意書


 三月十一日に東京都内で開催された、今年で六回目となる東日本大震災の政府主催の追悼式で、安倍総理は「原発事故」の文言を式辞で使わなかったが、これに関して疑義があるので、以下質問する。

一 「原発事故との戦いは続いています」(一二年 野田総理)、「原発事故のためにいまだ古里に戻れない方々も数多くおられます」(一三年、一四年 安倍総理)、「原発事故のために住み慣れた土地に戻れない方々」(一五年、一六年 安倍総理)と、昨年までの追悼式では必ず原発事故に言及していたが、今年の追悼式で安倍総理が「原発事故」との文言を使わなかった理由は何か。見解を示されたい。
二 今年の追悼式の式辞で、安倍総理は「復興は着実に進展していることを実感します」、「福島においても順次避難指示の解除が行われるなど、復興は新たな段階に入りつつある」などと復興の成果を強調したが、福島第一原子力発電所の現状をどのように認識しているのか。見解を示されたい。
三 政府は、福島第一原子力発電所の廃炉に今後どの程度の年限と費用を要すると見込んでいるのか。見解を示されたい。
四 安倍総理の式辞でいう「東日本大震災の教訓と我が国が有する防災の知見や技術を世界の皆様に役立てていただくことは我々の責務」の中の「我が国が有する」「技術」を「世界の皆様に役立てていただくことは我々の責務」とは、我が国の海外への原発輸出をも念頭に置いているという理解でよいか。見解を示されたい。

 右質問する。



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