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平成二十九年三月二十九日提出
質問第一七六号

教科書検定に関する質問主意書

提出者  初鹿明博




教科書検定に関する質問主意書


 来年四月から評価を伴う「特別の教科」となる、小学校の「道徳」の教科書に対する初めての検定が行われ、作成した八つの会社の教科書二十四点全てが一部の記述を修正した上で合格しました。
 小学一年生のある教科書について、物語に登場させていた「パン屋」に対して「国や郷土を愛する態度」などを学ぶという観点で不適切だと意見がつけられ、教科書会社は「和菓子屋」に修正したと報じられています。

一 「パン屋」に対して「国や郷土を愛する態度」などを学ぶ観点で不適切だという意見がついたことは事実か。
二 この指摘に応じて修正したことになると、パン屋を営むことは「国や郷土を愛する態度」に反するということなのか。
三 「パン屋」が不適切で「和菓子屋」が適切な理由は何か。
四 「パン屋」が「国や郷土を愛する態度」を学ぶ観点で不適切であるなら、学校給食でのパン食も「国や郷土を愛する態度」を学ぶ上で不適切で米食に変えるべきではないのか。
五 このようなことが行われたと公になることで、親がパン屋の子ども達の自尊心を傷つけることになると懸念するが、政府の見解はいかがか。

 右質問する。



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