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平成三十一年二月五日提出
質問第一九号

農林水産省が発出した恵方巻きの大量廃棄に関する通知の効果に関する質問主意書

提出者  初鹿明博




農林水産省が発出した恵方巻きの大量廃棄に関する通知の効果に関する質問主意書


 農林水産省は、毎年売れ残った商品の大量廃棄が問題となっている恵方巻きについて、平成三十一年一月十一日付けで、小売業の団体に対し、「恵方巻きのシーズンを控えた食品の廃棄を削減するための対応について」を発出し、貴重な食料資源の有効活用という観点を踏まえた上で、需要に見合った販売の推進について会員企業への周知を依頼しました。
 しかしながら、今年も節分当日の二月三日から、余った食材が食品リサイクル施設に集まっていると報じられました。
 農林水産省が発出した通知の趣旨が個々の企業には十分に伝わっていなかったと見られ、消費者の需要に見合わない大量発注・大量生産に起因する食品の大量廃棄を今年限りとするためにも、来年に向けて今から周知徹底を図る必要があると考えます。
 そのためには、実態調査を行い、大量廃棄を生んでしまう原因や背景を明らかにすることが必要です。
 以下、政府に質問します。

一 一月十一日に発出した「恵方巻きのシーズンを控えた食品の廃棄を削減するための対応について」の効果をどのように評価しているのか、政府の見解を伺います。
二 各企業の平常時の平均的な廃棄量と、節分当日並びに翌日の廃棄量を調査する必要があると考えるが、政府の見解を伺います。
三 今回の通知を受けて、各企業が何らかの取組を行ったか否か、行わなかった場合、その理由を調べる必要があると考えるが、政府の見解を伺います。
四 「恵方巻きのシーズンを控えた食品の廃棄を削減するための対応について」では、廃棄の削減で実績を上げた企業の好事例を紹介しているが、今年も好事例を収集し、その事例を広く周知する必要があると考えるが、政府の見解を伺います。
五 来年以降、消費者の需要に見合わない大量発注・大量生産に起因する食品の大量廃棄を大幅に削減するために、農林水産省としてより効果的な取組を行う必要があると考えるが、現段階で考えている具体案を明らかにされたい。

 右質問する。



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