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令和元年十一月十三日提出
質問第七五号

大学入学共通テストの記述式問題の採点と各大学の試験日に関する質問主意書

提出者  初鹿明博




大学入学共通テストの記述式問題の採点と各大学の試験日に関する質問主意書


 独立行政法人大学入試センターが来年度から実施する予定の大学入学共通テストの記述式問題の採点を受注する株式会社学力評価研究機構と同センターとの契約における仕様書によると、採点の期間は受注業者がセンターから答案の画像データを受領してから概ね二十日以内となっています。
 これまで実施されてきた大学入試センター試験では採点は二週間で終えており、採点結果が出るのが約一週間遅れることになります。
 採点結果が一週間遅れることで、大学入試センター試験の結果を二次試験に加味して合否を決定する大学のうち、入試日程を変更する事になる大学が出ることが予想され、入試日が重なる大学が今よりも多くなりかねません。
 これでは、受験生の選択の幅を狭め、受験機会を奪うことになってしまいます。
 以上を踏まえ、政府に質問します。

一 大学入試センター試験では二週間で終えていた採点を、記述式問題の導入により二十日間に引き延ばすことなく、これまで通り二週間で採点を終えるようにしなかった理由を把握しているのでしょうか。
二 採点期間が延びることで各大学の出願期間や試験日、合格発表日などに影響を及ぼすことになるので、これまで通り二週間で終えるべきだと考えますが政府の見解を伺います。
三 採点期間が二十日間になることで試験日程等を変更しなければならなくなる大学・学部がいくつあるか、把握しているのでしょうか。
四 試験日が変更になることで、試験日が重なる大学が増え、受験生の選択の幅が狭まることがないようにすべきだと考えますが政府の見解を伺います。

 右質問する。

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