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令和二年九月十六日提出
質問第二三号

アフターコロナの時代を見据えた統治機構に関する質問主意書

提出者  松原 仁




アフターコロナの時代を見据えた統治機構に関する質問主意書


 令和二年四月七日の新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言から、六か月を経過しようとしているが、その収束が中々見込めない中、七月以降、感染者の増加の兆しが見られている。このような状況が続いている中で、対処療法的に、現状を維持するための政策を継続しているため、大規模な政府支出が続いている。このような現状維持のための政府支出は、将来の投資回収が見込みにくい。
 私としては、新型コロナウイルス感染症が今後予断を許さない状況にあること及び将来における未知の感染症への対応をも見据えて、アフターコロナの時代を見据えた国家戦略を政府が国民へ示すべきと考えている。
 そこで、次のとおり質問する。

一 新型コロナウイルス感染症により、未知の感染症が国内において拡大した場合、その感染力及び致死力によっては、国の存亡にかかわる事態が生じることもありうるということが判明した。そして、感染症の拡大を阻止するためには、結局、人と人の接触を遮断するのが確実だということも判明した。そのような現状を踏まえれば、アフターコロナの時代は、都市における過度の人口集中を排除する必要があることから、政府主導で、都市機能の分散及び中核地方都市の整備など、過度の人口集中を分散させ、非常時において、特定都市の封鎖をも可能とする都市の再構築を進めるべきと考えるが如何。
二 前項において、政府が、私が提案するアフターコロナの時代を見据えた国家戦略と異なる戦略を有しているのであれば、政府のアフターコロナの時代を見据えた国家戦略を明らかにされたし。
三 交通手段と通信機能が発達した現代において、第一項のアフターコロナの時代を見据えた国家戦略をも加味すれば、現行の中央集権を排して、道州制特別区域における広域行政の推進に関する法律で規定する道州制の導入を早急に進めるべきと考えるが如何。

 右質問する。

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