質問本文情報
令和七年三月二十五日提出質問第一二二号
「処方箋を必要としない薬局医薬品」の取扱いに関する再質問主意書
提出者 福田 玄
「処方箋を必要としない薬局医薬品」の取扱いに関する再質問主意書
小職が提出した質問に対する答弁書(内閣衆質二一七第八七号)を受領したところであるが、小職は石破総理の存念を問うているのにもかかわらず、政府の法文解釈を示したものや議事録抜粋を示しただけの答弁もあり、日本国憲法第六十二条の規定する衆議院の国政調査権を軽んじたと断じざる得ない答弁書であると考えるので、以下の点について再質問するものである。
一 石破総理の考える「受診抑制につながらないセルフメディケーション」とはどのような医療制度なのかについて、参議院議員猪瀬直樹君の令和七年の参議院予算委員会におけるOTC類似薬にかかる一連の質問も考慮しつつ、セルフメディケーション、いわゆる零売及びOTC類似薬の保険給付外しなどといった事項も加味した上で答弁されたい。
二 石破総理の考える「医薬品の非効率な部分」にかかる質問について、かの答弁書はまったく答弁されていない。あまつさえ当該予算委員会の議事録の切り貼りのみを示し、小職の疑問である具体的に何が非効率であるのかを明らかにされておらず、国会軽視も甚だしいと考える。重ねて聞くが、「医薬品の非効率な部分」とは具体的に何を指しているのかを明らかにされたい。
右質問する。