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令和七年五月十三日提出質問第一八四号
大阪・関西万博の来場者数に関する質問主意書
提出者 櫻井 周
大阪・関西万博の来場者数に関する質問主意書
五月十三日で二〇二五年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」という)開幕から一ケ月が経過し、二〇二五年日本国際博覧会協会(以下、「協会」という)は開幕から一ケ月間の一般来場者数を累計で二百六十一万三千五百九人と発表した。協会は、六ケ月間の大阪・関西万博全期間中の来場者数を二千八百二十万人と想定しているところ、その六分の一にはるかに満たない数字であるといえる。そこで、以下のとおり質問する。
一 開幕後一ケ月間の大阪・関西万博の来場者のうち、チケットを購入した有料入場者数はいかほどか、政府の把握しているところを明らかにされたい。
二 開幕後一ケ月間の大阪・関西万博の当日券の累計売上枚数はいかほどか、政府の把握しているところを明らかにされたい。
三 現在のペースで来場者数が推移した場合、大阪・関西万博全期間中の有料入場者数はいかほどになると政府は推計しているか。
四 三月七日の衆議院内閣委員会において橋本慧悟委員が前売りチケットの売行きが芳しくないことから赤字の懸念があると指摘したことに対し、伊東良孝国際博覧会担当大臣は「万が一にも赤字が見込まれるような事態が生じた場合には、博覧会協会も交えた関係者間でよく相談する必要がある、こう認識をしております」と答弁しており、閉幕時以前に「赤字が見込まれる」場合には何らかの対処を行う必要性を示している。この件に関し、石毛協会事務総長は五月十二日の記者会見の場で「赤字、黒字を判断するには、ちょっと早すぎる」と述べている。大阪・関西万博の収支に関し赤字・黒字の判断を行う時期はいつごろと見込まれるのか、政府の見解を問う。
右質問する。