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令和七年五月二十六日提出
質問第二〇四号

がんの早期発見における犬の活用に関する質問主意書

提出者  大西健介




がんの早期発見における犬の活用に関する質問主意書


 がんの早期発見は治癒の可能性を高め、死亡を減らすために非常に重要である。鋭敏な嗅覚を利用して、人間の呼気や尿からがん特有の臭いを嗅ぎ分け、がんの早期発見に役立てるために訓練された犬(以下「がん探知犬」)の活用によりがんの早期発見が可能であるという報告が学会においてなされている。がん探知犬を用いた検査は、肉体的苦痛や時間的拘束がなく、利便性が高いと考える。そこで、以下について政府に対し質問する。

一 がん探知犬に対する現状認識について
 1 がんの早期発見を目的としたがん探知犬の活用ついて、政府として科学的有効性を認めるか。
 2 がん検診の予備的検査にがん探知犬を活用することは、がんの早期発見に有効ではないか。
 3 諸外国において、がん探知犬活用の事例があると承知している。政府は諸外国におけるがん探知犬活用事例をどの程度把握しているか。
 4 犬の鋭敏な嗅覚の活用事例として、麻薬取締りや事件捜査では日本においてもすでに犬を活用していると認識している。このような活用事例はどのような科学的エビデンスに基づき行われているのか。
二 がん探知犬の科学的有効性を明らかにするエビデンスを得るために、厚生労働科学研究等で研究を実施してはどうか。

 右質問する。

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