答弁本文情報
平成十三年三月六日受領答弁第二二号
内閣衆質一五一第二二号
平成十三年三月六日
内閣総理大臣 森 喜 朗
衆議院議長 綿貫民輔 殿
衆議院議員川内博史君提出小児医療に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員川内博史君提出小児医療に関する質問に対する答弁書
一について
小児医療については、昨今の少子化の進展に伴い患者数が減少していること、他の診療科に比べて人件費の占める割合が高くなる傾向があること等の問題があると認識している。このため、平成十二年四月の診療報酬改定においては、小児の入院医療の質の向上及び効率化を図るため、手厚い人員配置を評価した小児入院医療管理料の新設、入院基本料に対する乳幼児加算及び幼児加算の新設等を行ったほか、小児の外来診療についても、夜間における初診料及び再診料に対する乳幼児加算の大幅な引上げ等を行ったところである。小児医療に対する診療報酬の在り方については、中央社会保険医療協議会における議論を踏まえつつ、引き続き検討してまいりたい。