答弁本文情報
平成二十年二月八日受領答弁第三五号
内閣衆質一六九第三五号
平成二十年二月八日
内閣総理大臣 福田康夫
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出ミャンマーにおける邦人殺害に対する政府の対応に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出ミャンマーにおける邦人殺害に対する政府の対応に関する質問に対する答弁書
一及び三について
長井健司氏死亡事件については、我が国政府として、ミャンマー連邦(以下「ミャンマー」という。)政府に対し、日本の警察当局の分析等を示し、本件の真相究明等について申入れを継続している。
お尋ねの「制裁措置」の意味が必ずしも明らかではないが、長井健司氏死亡事件について、政府がいわゆる経済制裁を実施したのかとのお尋ねであれば、政府として、これまでそのような措置を実施したことはない。
一及び三についてで述べたとおり、現在ミャンマー政府への申入れを継続していることから、長井健司氏死亡事件を受けての我が国のミャンマー政府への対応の具体的な内容については、我が国政府による申入れを踏まえたミャンマー政府の対応を見極めた上で、慎重に検討すべきものと考えている。