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答弁本文情報

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平成二十一年二月二十四日受領
答弁第一二五号

  内閣衆質一七一第一二五号
  平成二十一年二月二十四日
内閣総理大臣臨時代理
国務大臣 河村建夫

       衆議院議長 河野洋平 殿

衆議院議員岡本充功君提出中川財務大臣の記者会見に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員岡本充功君提出中川財務大臣の記者会見に関する質問に対する答弁書



一について

 御指摘の七か国財務相・中央銀行総裁会議(以下「会議」という。)終了後の記者会見(以下「記者会見」という。)において、中川前財務大臣の受け答えに不正確又は不明瞭と指摘される点があったことは認識している。
 会議において同様の発言があったとは認識していない。

二について

 記者会見における中川前財務大臣の受け答えに不正確又は不明瞭と指摘される点があったのは、中川前財務大臣の説明等によれば、薬を通常の量を超えて服用したことや時差等の影響により体調が優れなかったことによるものと認められる。
 なお、中川前財務大臣の会議前後の飲酒は、平成二十一年二月十三日は、会議の夕食会においてワインを一、二杯、深夜にジントニックを数杯飲んだことが認められる。また、翌十四日の会議やホテルにおける昼食時においては、ワインのグラスに口を付ける程度であったものと認められる。

三について

 お尋ねの記者会見におけるアジア開発銀行についての発言は、途上国の貿易金融を円滑化するため、アジア開発銀行等と協力しながら、国際協力銀行を通じ十億ドル程度の資金支援を行うという趣旨で述べたものである。
 お尋ねの政策金利についての発言は、日本銀行が政策金利を非常に低い水準まで引き下げているという趣旨で述べたものであり、また、日本銀行を代表する白川日本銀行総裁が同席されていたことから敬意を表したものである。

四について

 二についてで述べたとおり、記者会見における受け答えに不正確又は不明瞭と指摘される点があったのは、中川前財務大臣の説明等によれば、薬を通常の量を超えて服用したことや時差等の影響により体調が優れなかったことによるものと認められる。政府としては、国際会議に出張する閣僚、政府職員は、自らの健康管理に十分努めることが重要と認識している。



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