答弁本文情報
平成二十一年三月三日受領答弁第一四八号
内閣衆質一七一第一四八号
平成二十一年三月三日
内閣総理大臣 麻生太郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出前財務大臣のバチカン市国内における行状並びに同行者の対応等に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出前財務大臣のバチカン市国内における行状並びに同行者の対応等に関する質問に対する答弁書
一について
お尋ねの訪問は、財務省の業務として行われたものではないと承知している。
お尋ねの訪問は、中川前財務大臣の希望により、事前に準備されたものであると承知している。
御指摘の「午後四時」はバチカン博物館の最終入場時刻であり、「閉館時刻」は午後六時であるので、御指摘の記事は、こうした点で事実を反映していないと考えている。
在バチカン日本国大使館員である。
お尋ねの訪問に同行した政府職員は、上野景文バチカン国駐箚特命全権大使、在バチカン日本国大使館員一名、安藤裕康イタリア国駐箚特命全権大使、在イタリア日本国大使館員一名、山本高史前財務大臣秘書官及び玉木林太郎財務省国際局長である。
お尋ねについては、中川前財務大臣からは「体調が悪かったため、見学中に入ってはいけない区域に入ってしまって警報が鳴ったのは事実だ。関係者に迷惑をかけることになり申し訳ない。」とのコメントが出されていると承知している。ただし、バチカン博物館から抗議があったとは承知していない。
お尋ねの意味が必ずしも明らかでないためお答えすることは困難であるが、上野景文バチカン国駐箚特命全権大使の対応に問題があったとは認識していない。
お尋ねのような公電は存在していない。