答弁本文情報
平成二十一年五月二十九日受領答弁第四二二号
内閣衆質一七一第四二二号
平成二十一年五月二十九日
内閣総理大臣 麻生太郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出政府見解と異なる北方領土問題の解決方法について言及した政府代表に対する外務大臣の対応等に関する第三回質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出政府見解と異なる北方領土問題の解決方法について言及した政府代表に対する外務大臣の対応等に関する第三回質問に対する答弁書
一から三までについて
先の答弁書(平成二十一年五月十五日内閣衆質一七一第三七〇号)一から三までについてでお答えしているとおり、平成二十一年四月二十日の衆議院決算行政監視委員会第一分科会における質疑も踏まえ、中曽根弘文外務大臣から谷内正太郎政府代表に対して、同政府代表の帰国を待つことなく速やかに事実関係を確認することが適当と判断したものである。
同大臣から電話で同政府代表に確認したところ、御指摘の記事において引用されているような「個人的には三・五島返還でもいいのではないかと考えている。」といった発言は行っていないが、全体の発言の流れの中で誤解を与え得る発言があったかもしれず、結果として関係者に誤解を与えてしまったことは遺憾である旨の説明があったことを受け、同大臣が同政府代表に厳重に注意を行ったところである。
政府として、かかる対応は適切であり、御指摘のような批判は当たらないと考える。