答弁本文情報
平成二十二年二月十二日受領答弁第七六号
内閣衆質一七四第七六号
平成二十二年二月十二日
内閣総理大臣 鳩山由紀夫
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員馳浩君提出デフレ克服のための方策に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員馳浩君提出デフレ克服のための方策に関する質問に対する答弁書
一及び三について
御指摘の鳩山内閣総理大臣施政方針演説における発言は、政府が日本銀行との間で緊密な情報交換及び連携を行いつつ、できる限り早期の景気の回復とデフレの脱却に向けて強力に取り組んでいくことを表明したものであり、政府と日本銀行は、財政政策・金融政策の運営において、政策の方向性についての認識を共有しながら、それぞれの役割を果たしていくこととしている。
日本銀行に対しては、適切かつ機動的な金融政策運営により経済を下支えするよう期待している。
我が国経済が緩やかなデフレ状況に陥ったことの原因については、平成二十年末以降、世界金融危機と世界同時不況が深刻度を増し、我が国の景気が急速に悪化する中で、需要が供給を大幅に下回る状態が続いたことなどにあると認識している。