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平成二十二年三月五日受領
答弁第一七六号

  内閣衆質一七四第一七六号
  平成二十二年三月五日
内閣総理大臣 鳩山由紀夫

       衆議院議長 横路孝弘 殿

衆議院議員宮腰光寛君提出長崎県知事選挙における公務員の選挙運動に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員宮腰光寛君提出長崎県知事選挙における公務員の選挙運動に関する質問に対する答弁書



一について

 お尋ねについては、赤松農林水産大臣においては、平成二十二年一月十日に山田農林水産副大臣の令夫人の通夜への出席のため長崎県へ出張し、山田農林水産副大臣においては、同月十七日に第二山田丸行方不明に係る現地調査のため長崎県へ、同月二十二日及び二十三日にシンポジウム「対馬から林業再生≠考える」出席等のため長崎県へ、同月三十日に「新たな食料・農業・農村基本計画の策定に向けた公開討論会」出席のため長崎県へ、同年二月四日及び五日に畜産物価格及び関連対策に係る現地調査及び意見交換のために長崎県及び熊本県へ出張しており、これらの旅費(概算値。以下同じ。)の総額は三十六万五千百円である。

二について

 一についてで述べた出張に随行した農林水産省の職員(以下「随行者」という。)の有無、随行者の役職及び氏名については、赤松農林水産大臣においては、随行者無し、山田農林水産副大臣においては、平成二十二年一月十七日の出張は、羽石洋平農林水産副大臣秘書官事務取扱、大石浩平水産庁漁政部漁業保険管理官、長谷成人同庁資源管理部沿岸沖合課長及び勝山潔志同庁九州漁業調整事務所長、同月二十二日及び二十三日の出張は、羽石洋平農林水産副大臣秘書官事務取扱、最上康信九州農政局長崎農政事務所長、島田泰助林野庁長官、安東隆同庁林政部経営課長、沖修司同庁九州森林管理局長、大貫肇同局森林整備部長、西中美芳同局長崎森林管理署長、竹部浩一郎同署業務課技術専門官、松永雄治同署厳原森林事務所首席森林官、江島昭則同署豆酘森林事務所森林官、吉村浩一同署三根森林事務所森林官、町田勝弘水産庁長官、長谷成人同庁資源管理部沿岸沖合課長、勝山潔志同庁九州漁業調整事務所長及び梅田孝明同漁業調整事務所沖合課長、同月三十日の出張は、羽石洋平農林水産副大臣秘書官事務取扱、川本博康大臣官房食料安全保障課食料自給率専門官、宮本敏久九州農政局長及び清水雄二同局総務部総務課自動車運転手、同年二月四日及び五日の出張は、羽石洋平農林水産副大臣秘書官事務取扱、本川一善生産局長、本田光広同局畜産部畜産企画課課長補佐、迫田潔同部牛乳乳製品課乳製品調整官、渡邊毅同部食肉鶏卵課長、宮本敏久九州農政局長、河原朋海同局総務部総務課自動車運転手、清水雄二同課自動車運転手、平尾正倫同局生産経営流通部畜産課長、林稔久同課課長補佐、中村輝実同課畜産物流通指導官、野口智弘同課畜産経済第二係長及び坂田光弘同部構造改善課訟務係長兼畜産課である。

三について

 二についてで述べた職員の旅費の総額は百六十七万千五百十円である。なお、日当を除き、出張期間における飲食費に対する公費支出は確認されていない。

四について

 お尋ねについては、一についてで述べた平成二十二年一月二十二日及び二十三日の山田農林水産副大臣の出張に随行した島田泰助林野庁長官、安東隆同庁林政部経営課長及び沖修司同庁九州森林管理局長については、同月二十二日、島田泰助林野庁長官が長崎県森林組合連合会関係者、工務店関係者等との会合に出席し、島田泰助林野庁長官、安東隆同庁林政部経営課長及び沖修司同庁九州森林管理局長が関係地方公共団体の職員等との意見交換会に出席し、同月二十三日、島田泰助林野庁長官、安東隆同庁林政部経営課長及び沖修司同庁九州森林管理局長が製材工場及びしいたけ生産施設を現地調査し、安東隆同庁林政部経営課長が扇対馬森林組合長と意見交換を行った。また、一についてで述べた同年二月四日及び五日の山田農林水産副大臣の出張に随行した本川一善生産局長、渡邊毅同局畜産部食肉鶏卵課長及び宮本敏久九州農政局長は、諫早湾干拓地の飼料生産基盤としての利用状況等を確認するため現地調査を行った。

五について

 お尋ねについては、赤松農林水産大臣及び山田農林水産副大臣の政治家個人としての活動に関するものであり、政府としてお答えする立場にない。

六について

 お尋ねの「橋本候補が出馬表明した時から選挙期間中に」の意味が必ずしも明らかではないが、橋本剛氏が農林水産省を退職した平成二十一年十一月十六日から長崎県知事選挙投票日の前日である平成二十二年二月二十日までの期間中に、長崎県へ出張した農林水産省生産局畜産部及び水産庁(本庁及び漁業調整事務所)職員の数は延べ百三十七人である。このうち、本府省課長級以上の職員については、橋本牧水産庁漁港漁場整備部長が漁港漁場整備に関する打合せのため、大石浩平同庁漁政部漁業保険管理官及び長谷成人同庁資源管理部沿岸沖合課長が第二山田丸行方不明に係る現地調査に係る山田農林水産副大臣出張随行のため、町田勝弘水産庁長官及び長谷成人同庁資源管理部沿岸沖合課長が漁業者との意見交換等に係る山田農林水産副大臣出張随行のため、宮原正典水産庁資源管理部審議官が長崎県マグロ養殖協議会及び大中型まき網漁業によるクロマグロ漁業に関する打合せへ出席のため、本川一善生産局長及び渡邊毅同局畜産部食肉鶏卵課長が畜産物価格及び関連対策に係る現地調査及び意見交換に係る山田農林水産副大臣出張随行のため、平井光行水産庁増殖推進部参事官が第十四回地域水産加工技術セミナー出席及びプロジェクト研究の打合せのため、それぞれ長崎県へ出張している。

七について

 お尋ねのうち、鳩山内閣が発足した平成二十一年九月十六日の前日からさかのぼる三年間に行われた衆議院議員選挙及び参議院議員選挙の投票日前二か月以内の農林水産大臣及び農林水産副大臣の国内における出張(補欠選挙の場合は、当該補欠選挙の行われる区域内を用務先とするものに限る。)については、国井農林水産副大臣(当時)においては、平成十八年十月十六日の品目横断的経営安定対策に係る都市圏JAとの意見交換及び視察のための神奈川県への出張について、金澤正尚農林水産副大臣秘書官事務取扱(当時。以下同じ。)が、平成十九年二月二十五日から二十八日までのバイオエタノール製造施設視察のための沖縄県への出張について、吉田岳志大臣官房審議官兼生産局(当時)、金澤正尚農林水産副大臣秘書官事務取扱、木下卓大臣官房環境政策課環境企画官(当時)、酒井俊道生産局特産振興課砂糖類調整官(当時)及び岩村和平農村振興局整備部水利整備課長(当時)が、山本農林水産副大臣(当時)においては、同年六月九日及び十日の第二回食育推進全国大会フォーラム出席のための福井県への出張について、山口孝農林水産副大臣秘書官事務取扱(当時。以下同じ。)、引地和明消費・安全局消費者情報官(当時)、涌野佐斗司北陸農政局長(当時)及び平義孝同局総務部総務課自動車運転手(当時)が、同月十四日の筑波農林研究団地視察のための茨城県への出張について、山口孝農林水産副大臣秘書官事務取扱、青柳昌晴大臣官房経理課自動車運転手及び伊地知俊一農林水産技術会議事務局研究総務官(当時)が、同年七月三日の経済事業改革関連現地視察のための栃木県への出張について、小山信温大臣官房参事官兼経営局(当時)、山口孝農林水産副大臣秘書官事務取扱、佐藤夏人経営局協同組織課課長補佐、河崎厚夫関東農政局次長(当時)、岡崎勇同局総務部総務課自動車運転手、山口純同課自動車運転手及び佐藤徹弥同部検査課長(当時)が、赤城農林水産大臣(当時)においては、同年六月二十三日及び二十四日の第五十八回全国植樹祭出席のための北海道への出張について、村井正親農林水産大臣秘書官事務取扱(当時)、辻健治林野庁長官(当時)、針原寿朗同庁森林整備部長(当時)、笹岡達男同部研究・保全課長(当時)、城土裕同庁森林技術総合研修所長(当時)、山田壽夫北海道森林管理局長(当時)、後藤健同局次長(当時)及び富澤多美男同局企画調整部長(当時)が、石破農林水産大臣(当時)においては、平成二十一年七月三日の佐久総合病院視察のための長野県への出張について、大浦久宜大臣官房参事官、得田啓史農林水産大臣秘書官事務取扱(当時)、西経子農林水産大臣秘書官事務取扱(当時)、宮尾徹関東農政局次長、西川美行同局総務部総務課自動車運転手、小笠原明彦同局長野農政事務所農政推進課長及び加藤亨同課企画調整係長が、近藤農林水産副大臣(当時)においては、同月十三日の農地法等説明会出席のための新潟県への出張について、坂井眞樹大臣官房参事官兼経営局(当時)及び月山光夫北陸農政局次長(当時)が、同月十七日のグリーンガソリン販売開始記念給油式出席のための新潟県への出張について、遠藤順也大臣官房環境バイオマス政策課バイオマス推進室長、松本直也同課バイオマス調整係長(当時)、中司昇吾農村振興局農村政策部中山間地域振興課バイオ燃料推進係長、志田孝一北陸農政局次長、西口政仁同局企画調整室室長補佐及び岡野光男同局整備部地域整備課長が、それぞれ随行しており、これらの旅費の総額は百五十六万八千五百六十八円である。
 なお、お尋ねのうち、地方公共団体の議会の議員及び長の選挙に係るものについては、調査に膨大な作業を要することから、お答えすることは困難である。

八について

 山田農林水産副大臣が農林水産省職員を随行させて行った出張については、それぞれ公務を適正に遂行しており、問題ないと考えている。



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