答弁本文情報
平成二十二年三月十九日受領答弁第二三九号
内閣衆質一七四第二三九号
平成二十二年三月十九日
内閣総理大臣 鳩山由紀夫
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員山内康一君提出国会議員の兼職に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員山内康一君提出国会議員の兼職に関する再質問に対する答弁書
土地改良区及び土地改良事業団体連合会は、法律に基づいて公共性の高い事業を行っている団体であることにかんがみれば、その政治的中立性の確保は重要であり、地方公共団体の議会の議員又は国会議員(以下「議員」という。)が団体の執行機関たる役員を兼職しているという事実をもって、当該団体が特定の組織、政党等の影響を受けているのではないかとの疑念を国民から持たれることのないようにする必要があるものと考えている。
これに対し、社団法人競走馬育成協会は、競馬の健全な発展等を目的として、競走用馬の育成技術の向上に関する普及、啓蒙及び指導等の事業を行っている団体であることにかんがみれば、議員が役員を兼職しているからといって、当該団体の業務活動に支障を生ずるおそれはないものと考えている。