答弁本文情報
平成二十二年三月二十三日受領答弁第二六一号
内閣衆質一七四第二六一号
平成二十二年三月二十三日
内閣総理大臣 鳩山由紀夫
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員橘慶一郎君提出公共事業のいわゆる「仮配分」資料漏洩事案の再発防止策に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員橘慶一郎君提出公共事業のいわゆる「仮配分」資料漏洩事案の再発防止策に関する質問に対する答弁書
一について
国土交通省から民主党に対し、御指摘の「仮配分」に関する検討状況を説明した際に、「仮配分」に係る情報が民主党から地方公共団体等に提供されることがないよう伝えるべきであったにもかかわらず、その趣旨が民主党に十分伝わらなかったことについて、相互の意思疎通が不十分であったものと考えている。
御指摘の「仮配分」に係る新聞報道が本年一月末にあった後、国土交通省から民主党に対し、極めて遺憾である旨を伝えたところである。
国の直轄事業を実施していく上で、各事業に関する事業費の見通し等について、事業費の一部を負担していただく地方公共団体との間で十分な意思疎通を図るとともに、事業に関する透明性の向上を図ることは重要であると考えており、そのための具体的な取組については、関係情報の取扱いを含めて、今後十分に検討した上で、適切に対処していきたいと考えている。