答弁本文情報
平成二十二年六月二十二日受領答弁第五八〇号
内閣衆質一七四第五八〇号
平成二十二年六月二十二日
内閣総理大臣 菅 直人
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員橘慶一郎君提出菅内閣における「国土の均衡ある発展」についての基本的認識に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員橘慶一郎君提出菅内閣における「国土の均衡ある発展」についての基本的認識に関する質問に対する答弁書
一及び四について
政府としては、各地域が各々の地域資源を活かしつつ戦略的に地域の成長力を高め、自立的に発展することが必要であると考えており、そのための取組を積極的に推進していくこととしている。
「国土交通省成長戦略」(平成二十二年五月十七日国土交通省成長戦略会議報告)は、有識者を構成員とする国土交通省成長戦略会議から国土交通大臣に提出された報告書である。
「国土交通省成長戦略」中の「「国土の均衡ある発展」に代表されるばらまき行政・再分配政策からの脱却を図り、限られた公共投資を費用対効果に応じて集中的に配分する」との部分は、いわゆる「ばらまき行政」に対する国民の厳しい批判を踏まえ、今後の公共投資については、費用対効果を十分見極め、集中的に行うことが重要であるということを、国土交通省成長戦略会議として提言しているものと理解している。