答弁本文情報
平成二十九年六月九日受領答弁第三五七号
内閣衆質一九三第三五七号
平成二十九年六月九日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員宮崎岳志君提出米国のパリ協定離脱とわが国の対応に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員宮崎岳志君提出米国のパリ協定離脱とわが国の対応に関する質問に対する答弁書
一及び二について
平成二十九年六月一日(現地時間)、トランプ米国大統領が、パリ協定(平成二十八年条約第十六号。以下「協定」という。)からの脱退を表明したと承知している。今般、米国が協定からの脱退を表明したことは残念である。
平成二十九年三月十六日に開催された日米外相会談において岸田外務大臣が、また、同年五月二十六日に開催されたタオルミーナ・サミットにおいて安倍内閣総理大臣が、それぞれ米国に対して気候変動問題への対応の重要性及び協定の着実な実施の必要性を指摘した。我が国としては、今後、気候変動問題への対処のために米国と協力していく方法を探求するとともに、協定の締約国とともに協定を着実に実施することを通じ、気候変動問題に積極的に対処していく。