答弁本文情報
令和二年三月三十一日受領答弁第一二九号
内閣衆質二〇一第一二九号
令和二年三月三十一日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員丸山穂高君提出内閣総理大臣の記者会見に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員丸山穂高君提出内閣総理大臣の記者会見に関する質問に対する答弁書
一について
内閣総理大臣記者会見には内閣記者会に所属する記者が出席しているところ、内閣記者会については、内閣官房等を取材対象とする記者によって構成されており、その幹事社は内閣記者会が定めているものと承知している。
二について
御指摘の「幹事社が担う役割」の意味するところが必ずしも明らかではないが、例えば、総理大臣官邸で行われる内閣総理大臣記者会見においては、記者会見の冒頭における質問を内閣記者会の幹事社が行うことが慣例になっている。
三及び四について
慣例により、内閣総理大臣記者会見の冒頭における質問については、内閣記者会の幹事社が、その内容を事前に総理大臣官邸内の内閣記者会の掲示板に貼り出しており、政府としてはそれを把握しているが、その他の質問については、そのようなやり取りは行われていないところである。
いずれにせよ、記者会見において正確な情報発信を行うため、普段から記者の関心を政府職員が聞くなど、政府として可能な範囲の情報収集は行っている。
五について
総理大臣官邸で行われる内閣総理大臣記者会見では、冒頭における質問を内閣記者会の幹事社が行うことが慣例になっているが、その他の質問について事前に質問者が決まっているということはない。
六及び七について
内閣総理大臣記者会見においては、限られた時間の中でより多くの記者が質問できるよう、従来から質問は一人一問としているところである。