答弁本文情報
令和二年六月十二日受領答弁第二二六号
内閣衆質二〇一第二二六号
令和二年六月十二日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員高木錬太郎君提出「ゲーム障害」についての調査研究及び必要な対策に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員高木錬太郎君提出「ゲーム障害」についての調査研究及び必要な対策に関する質問に対する答弁書
一及び二について
独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターにおいては、我が国におけるゲーム使用状況等に関する実態を把握するための全国調査を実施し、令和元年十一月にその結果を公表したところである。
政府としては、当該全国調査の結果等を踏まえ、ゲーム依存症に関する正しい知識の普及や、相談・支援体制の整備等に取り組むとともに、関係省庁やゲームの供給を行っている企業を含む関係団体による協議の場を設け、ゲーム依存症への対策を推進しているところである。
三について
御指摘の「ネット依存症に陥る人の現状」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、政府としては、現在、一般的な依存症対策として、御指摘の精神保健福祉センターでの相談支援のほか、依存症に関する知見の集積や正しい知識の普及、医療体制の整備等に取り組んでいるところであり、引き続き、必要な取組を進めていきたいと考えている。