答弁本文情報
令和四年三月十八日受領答弁第二七号
内閣衆質二〇八第二七号
令和四年三月十八日
内閣総理大臣 岸田文雄
衆議院議長 細田博之 殿
衆議院議員鈴木庸介君提出政治資金収支報告書のオンライン提出に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木庸介君提出政治資金収支報告書のオンライン提出に関する質問に対する答弁書
一について
お尋ねの「国の初期費用」及び「運用費、維持管理費等毎年発生する費用」の意味するところが必ずしも明らかではないが、総務省においては、平成二十一年度から平成二十二年度までの間に「政治資金関係申請・届出オンラインシステム」(以下「システム」という。)の構築に要した経費として二億四千三十三万五千五百五十円を支出し、令和二年度におけるシステムの運用及び保守に係る経費として五千八百二十三万二千九百円を支出したところである。
二について
お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、総務省が令和三年十一月二十六日に公表した令和二年分の国会議員関係政治団体の政治資金収支報告書は六百八十三件であり、そのうちシステムの収支報告書作成ソフトを利用して作成されたものは五百四十八件、そのうちシステムにより提出されたものは三十件である。
三について
総務省においては、ホームページによる情報提供、啓発チラシの国会議員事務所への配布、システムの利用方法に関する電話相談窓口の設置、政治団体の意見を踏まえた領収書等の写しの提出を可能とするシステムの改修等を行ってきたところであり、引き続き、システムの普及啓発と利便性向上に努めてまいりたい。