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答弁本文情報

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令和六年六月十四日受領
答弁第一一八号

  内閣衆質二一三第一一八号
  令和六年六月十四日
内閣総理大臣臨時代理
国務大臣 林 芳正

       衆議院議長 額賀福志郎 殿

衆議院議員井坂信彦君提出ブラジルの洪水被害に対する支援に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員井坂信彦君提出ブラジルの洪水被害に対する支援に関する質問に対する答弁書


一について
  
 お尋ねについては、いまだ御指摘の「令和六年四月末に発生したブラジル南部リオグランデドスル州の豪雨による洪水」(以下「本件洪水」という。)による農業等への被害の全容が明らかになっていないことから、一概にお答えすることは困難であるが、引き続きその影響を注視してまいりたい。

二について
  
 本件洪水の被害に際し、御指摘の「浄水器」の供与のほかに、現時点において、支援は行っていない。

三について
  
 本件洪水の発生を受けた、今後の復興に向けた支援については、御指摘の「我が国の食料安全保障」の観点も踏まえつつ、現地の情勢及びニーズに応じ、関係国及び国際機関とも緊密に連携しながら検討してまいりたい。

四について
  
 政府としては、国内生産では需要を満たすことができない食料については、その供給の安定を確保する観点から、輸入の相手国の多様化を図ることが重要であると認識している。このため、食料・農業・農村基本法の一部を改正する法律(令和六年法律第四十四号)による改正後の食料・農業・農村基本法(平成十一年法律第百六号)第二十一条第一項において、「国は、国内生産では需要を満たすことができない農産物の安定的な輸入を確保するため、国と民間との連携による輸入の相手国の多様化・・・その他必要な施策を講ずるものとする」ことが新たに規定されたところであり、今後、同項の規定に基づく施策を推進していく考えである。

五について
  
 政府としては、御指摘の「海外で災害が発生した際の農水畜産品の被害状況」については、世界における大豆等の穀物の需給動向等を把握する過程で民間事業者から情報収集を行っているほか、在外公館等を通じた情報収集を行っているところであり、引き続き、必要に応じてこのような情報収集に努めてまいりたい。

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