答弁本文情報
令和六年六月十八日受領答弁第一三〇号
内閣衆質二一三第一三〇号
令和六年六月十八日
内閣総理大臣 岸田文雄
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員井坂信彦君提出島嶼や半島への自衛隊災害派遣に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員井坂信彦君提出島嶼や半島への自衛隊災害派遣に関する質問に対する答弁書
一について
防衛省・自衛隊としては、自衛隊の保有する小型無人機(重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律(平成二十八年法律第九号)第二条第三項に規定する小型無人機をいう。以下同じ。)を活用して被害情報の収集を実施するとともに、民間企業の保有する小型無人機を活用して物資輸送を実施したところである。また、一般に、小型無人機は、地上からの接近が困難な地域の被害情報の確認等に有効であり、民間企業との連携も含め、災害時における活用について検討していく考えである。
二から四までについて
自衛隊による災害派遣活動については、発生した災害の状況、特性等に応じて、自衛隊の装備品等を効果的に活用することとしているところ、御指摘の「陸上自衛隊水陸機動団」、「救難飛行艇」、「F三五」及び「V二二オスプレイ」は、一般論としては、御指摘の「島嶼や半島」で発生した災害を含む災害派遣において有用な場合もあると考えており、今後ともこれらを含めて個別の災害への対応に必要な自衛隊が保有する能力を最大限活用していく考えである。