答弁本文情報
令和六年六月二十一日受領答弁第一四六号
内閣衆質二一三第一四六号
令和六年六月二十一日
内閣総理大臣 岸田文雄
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員早稲田ゆき君提出HPVセルフキットの活用支援に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員早稲田ゆき君提出HPVセルフキットの活用支援に関する質問に対する答弁書
子宮頸がん検診におけるHPV検査(令和二年に国立研究開発法人国立がん研究センターの社会と健康研究センターが作成した「有効性評価に基づく子宮頸がん検診ガイドライン更新版」における「HPV検査単独法」及び「細胞診・HPV検査併用法」をいう。)については、同ガイドラインにおいて、「検体は医師採取を原則とする」とされており、また、「HPV検査単独法の自己採取法については、国内でのエビデンスが不足しており、受診率向上につながるか、精密検査以降のプロセスにつながるかなどのfeasibility研究が必要である」とされていることから、現時点では、お尋ねのような「自宅で自分でできるHPVセルフキットを配布する自治体への財政的支援」を行うことは考えていない。いずれにせよ、政府としては、引き続き、御指摘の「子宮頸がん検診の受診率向上」のための各種取組を進めてまいりたい。