答弁本文情報
令和七年二月二十一日受領答弁第四三号
内閣衆質二一七第四三号
令和七年二月二十一日
内閣総理大臣 石破 茂
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員藤原規眞君提出いわゆる「闇バイト」等の犯罪に加担させない対策に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員藤原規眞君提出いわゆる「闇バイト」等の犯罪に加担させない対策に関する質問に対する答弁書
一について
政府においては、御指摘の「防犯教室や非行防止教室」に加え、SNSや各都道府県警察のウェブサイト等を通じて、お尋ねの「不登校の児童生徒」を含めた幅広い対象に向けた情報発信を継続的に行っているところであり、引き続き、効果的な情報発信に努めてまいりたい。
二について
お尋ねのように「闇バイト等の危険性周知が十分に出来ていない」とは考えておらず、このことを前提としたお尋ねについてお答えすることは困難である。いずれにせよ、政府においては、犯罪に加担しようとする者に対するインターネット等を活用した呼び掛け等により、御指摘の「闇バイト等の危険性」に関する啓発活動に万全を期しているところであり、これらの取組を引き続き推進してまいりたい。
三について
お尋ねについては、令和六年十二月十七日の犯罪対策閣僚会議で決定した「いわゆる「闇バイト」による強盗事件等から国民の生命・財産を守るための緊急対策」において、「若者に訴求力の高い著名人にSNS上に「闇バイト」等の危険性等について投稿を要請するほか、ターゲティング広告やアドトラックの活用等、その他の媒体や方法の拡充を図る」こととしていることを踏まえ、政府として必要な取組を進めてまいりたい。