答弁本文情報
令和七年六月十三日受領答弁第二二〇号
内閣衆質二一七第二二〇号
令和七年六月十三日
内閣総理大臣 石破 茂
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員長友よしひろ君提出火葬場の大規模修繕、建て替え等に対する支援に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員長友よしひろ君提出火葬場の大規模修繕、建て替え等に対する支援に関する質問に対する答弁書
一について
お尋ねの「全国的な火葬場の運営状況、稼働状況」については、令和五年度の衛生行政報告例によると、同年度末時点で、過去一年以内に稼働実績のあった全国の火葬場の総数は千三百六十四箇所であり、全国の火葬の総数は百六十二万千五百四十八件である。また、厚生労働省が令和元年六月に行った調査によると、同月一日時点で、過去一年以内に稼働実績のあった全国の火葬場における火葬炉の総数は四千八百七十二基である。
二について
お尋ねについては、御指摘の答弁書(平成二十四年六月十九日内閣衆質一八〇第二八七号)二及び三についてで述べたとおりであり、この政府の認識に変わりはない。
三及び四について
政府としては、現時点で、火葬場が全国的に不足しているとは認識していないところ、御指摘のような「国庫補助制度」を「創設する」ことは考えておらず、地方公共団体において、地域の実情に応じて適切に対応されるべきものと考えている。なお、災害により火葬場が被害を受け、早急に改修を行わなければ火葬が実施できない場合には、保健衛生施設等災害復旧費国庫補助金による支援の対象としている。