答弁本文情報
令和七年六月二十四日受領答弁第二六九号
内閣衆質二一七第二六九号
令和七年六月二十四日
内閣総理大臣 石破 茂
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員青柳陽一郎君提出出入国在留管理庁における在留審査体制に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員青柳陽一郎君提出出入国在留管理庁における在留審査体制に関する質問に対する答弁書
一について
地方出入国在留管理局等に設置している外国人在留総合インフォメーションセンターにおけるお尋ねの「相談」の「電子メールでの受付」については、入国、在留等の一般的な手続に関する問合せや相談等について対応している一方、個別具体的な申請についての許可の見通し、審査の進捗状況、処分結果等に係る問合せには対応していないところ、こうした個別具体的な申請に関する電子メールによる問合せに対応することについては、現時点では、地方出入国在留管理局等において、人的及び物的な体制が整っていないことから、実施していない。
二について
お尋ねの「地方出入国在留管理局の電話相談窓口における一日当たりの問合せ件数等、その混雑の実態」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、外国人在留総合インフォメーションセンターにおける年間の相談件数については把握している。
三について
地方出入国在留管理局等の窓口で申請を受け付ける場合は、人的及び物的な体制の関係上、御指摘の「追加書類の提出」に関し、電子メールでの連絡は行っておらず、その連絡や提出は郵送によるものとしているが、出入国在留管理庁としては、より円滑な在留に関する申請手続の実現のため、オンライン申請の一層の普及に努めてまいりたい。
四について
在留に関する申請の相談に係る利便性向上の観点から、相談のための手段を増やすことは望ましいものと考えており、御指摘の点も含め、個別具体的な申請に関する問合せへの対応を含めた相談対応の在り方について引き続き検討してまいりたい。