答弁本文情報
令和七年十月三十一日受領答弁第六号
内閣衆質二一九第六号
令和七年十月三十一日
内閣総理大臣臨時代理
国務大臣 木原 稔
国務大臣 木原 稔
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員平岩征樹君提出護衛艦すずつきの意図しない中国領海侵入事案に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員平岩征樹君提出護衛艦すずつきの意図しない中国領海侵入事案に関する質問に対する答弁書
一について
御指摘の「事前通告」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、一般論として、外国の軍艦に対し、沿岸国が、当該国の領海に入域する場合に事前の通告を求めることについて、海洋法に関する国際連合条約(平成八年条約第六号)上明文の規定はないと考えている。
二について
お尋ねの「ホットライン」の個別具体的な使用状況については、相手国との関係もあり、お答えすることは差し控えたい。
三から五までについて
お尋ねの「中国側の発表」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、お尋ねについてお答えすることは、自衛隊の運用に影響を及ぼすおそれがあることから、差し控えたい。
なお、政府としては、引き続き、中国との間で、御指摘の「日中海空連絡メカニズム」の適切かつ確実な運用をしっかりと確保していく考えである。

