答弁本文情報
令和七年十二月十六日受領答弁第一〇六号
内閣衆質二一九第一〇六号
令和七年十二月十六日
内閣総理大臣 高市早苗
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員神津たけし君提出SS(サービスステーション)を経営している中山間地の事業者に対するガソリン価格への支援に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員神津たけし君提出SS(サービスステーション)を経営している中山間地の事業者に対するガソリン価格への支援に関する質問に対する答弁書
一について
前段のお尋ねについては、令和七年度補正予算案において、揮発油税等に係る御指摘の「暫定税率」の廃止に伴い影響を受ける中小企業・小規模事業者がその事業の運営に要する資金を金融機関から借り入れた場合に支払う利子の全部又は一部に相当する金額について政府が補助する事業、当該中小企業・小規模事業者がその事業の継続に要する経費の一部を補助する事業等に要する経費を計上しているところである。
後段のお尋ねについては、お尋ねの「どの程度の効果が生じると見込んでいるのか」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、中小企業・小規模事業者の事業の運営に要する資金の借入れに係る負担等を軽減することにより、その経営基盤を強化する効果があるものと考えている。
二について
お尋ねの「都市部と中山間地のガソリンの価格差を埋めるための支援」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、政府としては、一定の要件を満たす過疎地域の揮発油販売業者を重点的に支援する観点から、一についてで述べた中小企業・小規模事業者がその事業の継続に要する経費の一部を補助する事業に加えて、令和七年度当初予算に計上した国庫補助事業である「災害時に備えた地域におけるエネルギー供給拠点の整備事業」における「地下埋設物等の入換等事業」等において、当該揮発油販売事業者を対象として補助率のかさ上げ等の措置を講じている。

