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昭和二十五年四月六日提出
質問第一一四号

 教員としての不適格性の認定に関する再質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和二十五年四月六日

提出者  今野武雄

          衆議院議長 (注)原喜重(注) 殿




教員としての不適格性の認定に関する再質問主意書


一 小林教官は、さきに全文を記した「学級しんぶん」の記事によつて、学校当局から、「学級しんぶん」の指導が不適当であると断定されているが、政府はこの断定についていかに考えるか。
二 かかる断定に基いて小林教官はかく首されているが、このかく首について政府は、いかに考えるか。またいかなる措置をとるか。
三 政府は正確な資料に基いて、ソビエト連邦、中華人民共和国その他について肯定的に論評することは、学校の政治的中立性を害うものと考えるか。
四 政府は、不正確な資料に基いて、ソビエト連邦、中華人民共和国その他について否定的に論評することは、学校の政治的中立性を保持するものと考えるか。

 右質問する。





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