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昭和二十五年四月六日提出
質問第一一五号

 国鉄車両の入札制度に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和二十五年四年六日

提出者  上村 (注)

          衆議院議長 (注)原喜重(注) 殿




国鉄車両の入札制度に関する質問主意書


 今年度、国鉄車両予算八十億円中、新造車三十五億円が決定され、その第一回発注に対する入札が去る二月六日行われたのであるが、かかる入札制度は、現状下において民間車両会社をして極度のダンピングを競争せしめ、たとえば某社ではタンク車両百万円を、材料費にも満たぬ四十五万円で落札している。これは車両産業を崩壊自滅に導く以外の何ものでもないといわざるを得ない。
 又湘南電車の事故ひん発について、納期に非常に無理があつたことも原因の一つであることは周知の事実である。
 従つて今後納期については、完全優秀な車両の製造ができ得るよう発注されるとともに、入札制度を速やかに改正して、適正価格により納入期日、製品の良否等過去の実績に基き発注することが必要と思うが、政府の見解如何。

 右質問する。





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