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昭和二十五年七月二十二日提出
質問第三七号

 片町線電化に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和二十五年七月二十二日

提出者  (注)田甚太(注)

          衆議院議長 (注)原喜重(注) 殿




片町線電化に関する質問主意書


 昭和二十五年度予算の中に、片町線電化費として三千四百余万円が計上されているが、未だC・T・Sの承認がないため、工事を進めることができずにいる状態である。
 しかるに今回の参議院選挙に当り、大屋前運輸大臣は、当時運輸大臣として在任中であつたが、沿線町村長に対し、又選挙演説中に、片町線電化については、C・T・Sの承認を受けたから、既に工事を開始していると言明した。
 ところが大阪鉄道局は、四條畷、星田、津田の三駅のプラツト・ホームの打上工事を五月下旬から取りかかり既に竣工しているが、依然としてC・T・Sの承認が出ないという理由で、予算が大阪鉄道局に廻らず、後の工事が実施できずにいる。
右の事実に基き、次の事項につき質問をする。

一 大屋前運輸大臣の沿線各地における言明は真実であるのか。真実とすれば、それは政府の責任における言明であるか。あるいは單なる選挙のためにする虚構の宣伝にすぎなかつたのか。
二 現在片町線電化についてのC・T・Sと運輪省の具体的な交渉経過を明示されたい。
三 政府は、この問題について現在どのような具体策を持つているか。

 右質問する。





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