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昭和二十五年十一月二十九日提出
質問第九四号

 日本の再武裝強要に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和二十五年十一月二十九日

提出者  (注)田甚太(注)

          衆議院議長 (注)原喜重(注) 殿




日本の再武裝強要に関する質問主意書


一 ビジネス・ウイーク七月一日号の社説は「日本に対しては米国はこれを米国の永久基地とする計画を推し進めるだろう、そのかわり日本は内政処理に関しより大きな自由と日本経済に対する永久補助を受け取ることになろう。又マツカーサー元帥の監督下に再軍備を許される機会があることはいうまでもない。」と述べている。
  右のような米国内での世論は多々あるが、米国の利益のみを考えた排外的米国人好みの寢言であつて、右のようなことを日本に押しつけられては日本の破滅だと思うが、如何。
二 又、右のようなことは日本には厄介至極なことだが、総司令部を通じて日本政府にどのような形で、その再軍備政策の実現を強要してきているか。
三 日本政府は、右のような意向を占領されているという口実のもとに日本の国政を外力によつて押しゆがめている場合、どう思い、どう処置し又将来どう処置しようと思うか。又、再武裝の問題は日本人一般の投票によつてきめようと思う意思はないか。

 右質問する。





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