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昭和二十五年十二月一日提出
質問第一四八号

 朝鮮内戰と日本人の生死に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和二十五年十二月一日

提出者  (注)田甚太(注)

          衆議院議長 (注)原喜重(注) 殿




朝鮮内戰と日本人の生死に関する質問主意書


一 朝鮮内戰発生以来、日本人にして、国連軍による徴用あるいは日本政府の命令、又は自己の意思によつて好んで勇躍、戰いと流血の朝鮮に行つている人は何人位か。
二 朝鮮半島、朝鮮領海及び朝鮮海岸に強制、任意を問わず、現存しておる人たちはどのような作業に従事し、どの程度の給與を受けているのか。
三 外電、外紙によると、日本人が、今どき朝鮮の内戰で死亡している記事が相当伝えられている。国連の論議にさえも、右のことが米、ソ両陣営から訴えられているようではないか。それにもかかわらず、日本政府は、一人も死んでおりません。参加しておりませんというのか。事は日本人の人命にかかわることであるから、明答をえたい。
四 朝鮮事変が混乱するにつれ、第三次大戰の危機がうんぬんされているが、第三次大戰になると否とにかかわらず、南北の朝鮮人よりうらみを受けたり、他国の戰禍にまき込まれたり、日本人が死なねばならない危險なばかな状態に追い込まれないようにするために、政府は、防止対策をいかに講じているか。
 又政府の見解如何。

 右質問する。





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