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昭和二十五年十二月十四日提出質問第三五号
食糧の配給と供出制度に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十五年十二月十四日
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
食糧の配給と供出制度に関する質問主意書
食糧の供出と配給制度は、戰時中から行われている惡いやり方であるが、政府はこの制度に根本的変革を加える意思はないのか。
若しあるとすれば、先ずどのような点を改め、いつ頃からそれをやるつもりか。
又農林、大蔵、安本三者一致の構想として「来年の夏作からの麦の供出をやめ、その結果同年十一月以降の麦の配給をも取り止めて、主食の供出と配給とは米だけにし、その米の配給量は一日一合五勺という目標にしたい」。と決定して、ドツジ氏今次の滯日中に提出したが、政府はこれを実施する意思があるか。
右質問する。